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2021/07/21 10:05

▼ 日本産の高麗人参!

純国産の高麗人参があることをご存知でしょうか?


2021年7月。茨城県の高麗人参の畑。赤い実が見頃を迎えて美しい!


「高麗」人参なのに国産とは、ちょっと面白いですね。

市場では輸入品が主流で国産品はわずか1%(2014年)ですから、その希少さがお分かりいただけると思います。

そんな希少な国産高麗人参を贅沢に100%使ったドリンクができました。

生薬の王様、高麗人参は「気を養う」と言われ、疲労回復や虚弱体質の改善は元より、美容にも良いと昔から人気がありました。

茨城県で収穫された高麗人参を国内の工場で加工し、その良さを最大限に引き出した「紅参(こうじん)」として使用しています。

紅参は高麗人参の表皮をむかずに残したまま蒸し、その後丁寧に乾燥させたものです。乾燥の過程で色が赤褐色に変化することから「紅参」の名がついており、薬膳では高麗人参の元気になる力がより高まったものとして珍重されます。

ドリンク1本(50ml)あたりに含まれる紅参の量は1,400mgと、他の高麗人参ドリンクと比べてもトップクラスです。

紅参と相性のいいクコ、サンザシ、ナツメ、ショウガ、シナモンなど馴染みのある植物素材とともに、美容と健康が気になる女性をサポートします。


▼ 輸入品と立場が逆転、国産はやがて高級品に。

かつては輸入するだけだった高価な高麗人参でしたが、貿易赤字を解消しようと国内生産に乗り出したのが八代将軍の徳川吉宗です。

国家の一大プロジェクトとしての高麗人参栽培は試行錯誤の末に成功し、その種は各藩に配られ「オタネニンジン」の名前で大事にされて国内のあちこちで栽培されました。

しかし時代が進むと栽培の効率化で輸入品の高麗人参の値段が下がり、市場では安い輸入品が主流となります。

あっという間に国産の高麗人参栽培は下火になり、今では国内の高麗人参の栽培は限定的です。


現代においては価格の抑えられた輸入高麗人参と、ちょっと値のはる国産高麗人参。

私たちはあえて国産高麗人参を選びました

主な理由は肥料や農薬の使用状況をきちんと把握できるからです。

化学肥料や農薬などは使わない自然に近い形で、それでいて高くないものがいい。

これが私たちを含め消費者の本音だと思います。

しかし、毎年同じとはいかない自然条件の中、同じ土地で作物を栽培することは簡単ではありません。


さらに高麗人参栽培は非常にデリケートで、ある程度の農薬の使用は避けられず、また人手も必要とする作物です。

価格を下げるためには農薬を使用して人件費を削るのがベストアンサーです。

ですが私たちが求めるのは体のために安心して使える高麗人参で、現状安く手に入れられる高麗人参は必ずしもこれに当てはまらないのです。

▼ ここが大事にしたポイント。

私たちが選んだのは茨城県で採れた高麗人参。純国産・高品質です。

直射日光を嫌う高麗人参の栽培は難しいものですが、ここでは発電用ソーラーパネルを日傘がわりにしたユニークな方法で栽培に成功しています。

この高麗人参の畑、かつては耕作放棄地でした。

できるだけ農薬を使わずに、その分、人手はちょっとかかるというスタンスでのソーラーパネルの下の高麗人参栽培は、地域を活性化させることにも繋がっています。

かつての耕作放棄地が今では発電と高麗人参の生産によって雇用を生み出しているのです。


高麗人参を手に取る人はもちろん、その他にも多くの人の幸せを願いながら、高麗人参栽培は行われています。

また収穫された高麗人参は残留農薬検査、及び放射性物質検査を実施して安全を確認しています。

価格の安い輸入品におされ国内での生産量が減ってしまった高麗人参ですが、私たちはこの茨城県産の高麗人参に安価以上の価値を見出しています。


太くて立派な茨城県産の高麗人参


▼ 作り手から使い手へ。想いを伝えたい。

高麗人参ドリンクとしての魅力も、トレーサビリティの満足度も高い「みもりの神泉(じんせん)」。

商品名は、原料の高麗人参の栽培地である茨城県つくば市の水杜(みもり)の郷と、筑波山麓から湧き出る神の泉のように貴重で健康に良いという気持ちを込めてネーミングしました。また、「じんせん」には、高麗人参の学名であるPanax ginseng(ジンセン)もかけています。

作る人、使う人を想う気持ちが形になった「みもりの神泉」を、安心して毎日の美容と健康にお役立てくださいませ。

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